近年、身軽で軽快に鮎釣りを楽しめるとして注目されている「ライトスタイル」。
軽装で動きやすいため疲れにくく、炎天下でもムレず快適に鮎釣りを楽しめるスタイルです。
今回は、国内最大手釣具メーカー「ダイワ」が推奨する、鮎釣りライトスタイルを見ていきましょう。
鮎釣りのライトスタイルとは
鮎釣りといえば、厚みのあるクロロプレーンのタイツを履いて、小物をたくさん収納できるベストを着用するのが一般的なスタイルです。
一方、鮎釣りのライトスタイルとは、薄手のコンプレッションタイツを履いた上からハーフパンツを着用し、小物はちょっとしたポーチに収納する軽快なスタイル。
身軽で疲れにくく、猛暑での鮎釣りも快適に楽しめます。

ダイワが推奨する「ライトスタイル」アイテム
では、ダイワがホームページやカタログで推奨しているライトスタイルのアイテムを紹介していきましょう。
STYLE1とSTYLE2がありますが、STYLE2では鮎ベルトとヒキフネはSTYLE1と同じなので割愛しています。
STYLE1
ダイワ(DAIWA) レインマックス ベンチレーションワークキャップ ナイトネイビー フリー DC-32020
ツバ裏側に通気用ベンチレーションを備えたキャップです。
レインマックス素材で防水性と透湿性に優れています。
ダイワ(DAIWA) ビッグシルエット ロングスリーブ メッシュパーカ DE-67009
撥水性と通気性に優れたメッシュ素材のロングスリープシャツです。
袖口・裾はリブ仕様で、フロントにはファスナー付き大容量カンガルーポケットを備えています。
全体的にゆったりしており、大きめなシルエットが特徴です。
ダイワ(DAIWA) ストレッチメッシュ ハーフショーツ DP-86009 グリーンカモ
軽量でタフなメッシュ素材に、撥水加工を施したハーフパンツ。
水分を弾く撥水性と、濡れによる重量増を軽減するメッシュ素材を採用し、股下にマチを設けてスムーズな動きを実現しています。
左右ファスナー付きポケットは、ちょっとした小物を入れるのに便利です。
ダイワ(DAIWA) 鮎ベルト DA-4202S
スイングベルトを搭載した鮎ベルト。
ワンタッチフロントバックル式で、Dリング2個とナスカンフック1個が付属しています。
ダイワ(DAIWA) ボディープロテクトタイツ DU-50009PP ブラック
ヒザとスネ部分に、クロロプレーン製衝撃吸収パッドを搭載したタイツ。
本体生地とヒザ部パッドの表地には、耐磨耗性に優れるCORDURA生地を採用しています。
吸汗速乾で高伸縮性に優れており、しっかり肌面にフィットして締め付けすぎないソフトコンプレッション性が特徴です。
ダイワ(DAIWA) フィッシングシューズ (フェルトソール) ブラック DS-2250C
長い距離を歩く釣りでも疲れにくい、軽量設計・高屈曲な鮎タビ。
「ダイワスピードフィットシステム」の採用により、靴ヒモ結び不要のワンタッチタイプです。
屈曲性、グリップ性に優れたキュービックセンサーソールを搭載しているほか、側面シームレス構造のサイドウォールを採用。
さらに、ジャリの流入を最小限に防ぐジャリガードなど、快適な釣りをサポートする鮎釣り用シューズです。
ダイワ(DAIWA)アバンサー 早瀬抜 80・R
初心者用やサブロッドとして定番の人気鮎竿。
フィールドを問わず幅広く使える、オールラウンド先調子モデルの「早瀬抜」です。



ダイワ(DAIWA) 鮎ダモ SF3915F
水切れ抜群なポケダモ(オトリポケット)を搭載した袋ダモ。
スピードフォルムの採用により、オトリを掴みやすくなっています。
オール約1.5mmの機械網です。
ダイワ(DAIWA) 友舟 RX-450W
STYLE2
ダイワ(DAIWA) 9FIFTY Collaboration with NEW ERA DC-5109N
9FIFTYベースの多機能キャップです。
ダイワ(DAIWA) UVカット クールアンダーシャツ クルーネック DU-61009S
通気性と吸水速乾性に優れた、柔らかなメッシュ仕様のシャツ。
身体を涼しく快適に保つUV機能(UPF50+)を備えているほか、高ストレッチ素材で動きやすいのが特徴です。
ダイワ(DAIWA) フィッシングベストDV3408
小分け収納に便利なポケットを備えたシンプルなベスト。
装備の少ない方や、なるべく肩に負担をかけたくないタイプを探している方におすすめです。
メイン生地には撥水性のある素材を採用しており、しぶきによる水汚れや濡れの不快感を軽減しています。
ダイワ(DAIWA) ゴアテックス インフィニアム プロダクト ハーフレインパンツ DR-17020P
「GORE-TEX INFINIUM PRODUCTS(ゴアテックス インフィニアム プロダクト)」を採用した高機能パンツ。
防水透湿性に優れており、快適な鮎釣りをサポートします。
ウエストには、アジャスター付きバックルとシャーリングゴムを搭載。
ポケットには、水の浸入を軽減する加工を施した軽量ファスナーを採用しています。
ダイワ(DAIWA) プライム アユ 早瀬抜 80・Y
低価格ながら、強度に優れたカーボン「HVFナノプラス」を採用した鮎竿です。
初心者や女性、子供用としても適しています。



ダイワ(DAIWA) 鮎ダモMS競技SP3910
機械編みによるオール1mm網目を採用した鮎ダモ。
針の引っ掛かりが激減し、トラブルの少ない鮎釣りを楽しめます。
抜き差しがしやすく、腰での安定性を実現した新設計形状「e-バランスグリップIII」を搭載。
ポリエステル素材で張りがあって、網の形状がくずれにくいのも特徴です。
ライトスタイルは立ち込みには向いていない
薄手のコンプレッションタイツは、猛暑のなかでの釣りでは快適です。
ただし、深く立ち込む際には身体が冷えやすいほか、転んでヒザやスネを石にぶつけてしまうと怪我をする危険性もあります。
したがって、ライトスタイルはあくまで浅場や、ほぼ立ち込む必要のない小河川でおすすめのスタイルであることに留意しておきましょう。
また、渓流相の大石がゴロゴロしているような川も、転ぶと危険なので注意してください。
とくに大河川では、厚手のクロロプレーンと重めの安定性に優れた鮎タビを履くスタイル「ガチスタイル」で挑みたいものです。



安全を第一に鮎釣りを楽しもう!
軽装で軽快な鮎釣りを楽しめる「ライトスタイル」。
身軽な装備は、ときには危険な場合もあるため注意が必要です。
少し極端かもしれませんが、サンダルでも楽しめそうな場所なら問題ないでしょう。
なにより安全第一に、川の規模や釣り人のレベルなどを考慮して楽しむことが重要です。
とくに、立ち込む際はしっかりとした装備で安全に鮎釣りを楽しみましょう。