鮎釣り最強の「ブクブク(エアーポンプ)」は?選び方とオススメ7選
鮎を弱らせずに生かしておくのに必要なエアーポンプ、通称「ブクブク」。
オトリを購入して車で釣り場へ向かう際や、ポイントを大きく移動する場合に役立ちます。
ブクブクは釣り具メーカーほか、エアーポンプを専門に取り扱っているメーカーの製品も選べるのでチェックしておきましょう。
今回は、オススメのブクブクをピックアップ。
あわせて選び方も解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
「ブクブク(エアーポンプ)」とは?
ブクブクとは、水中に空気を吐出して水をかくはんし、新鮮な空気を送り込む構造のアイテムです。
釣った魚を生かしておきたい場合に使用するほか、小物釣りやテナガエビ釣り、エギング等でも利用されています。
鮎釣りにおいては、オトリ缶にセットして使用。
車での移動時に、オトリを元気なまま持ち運ぶ際に欠かせません。
鮎製品を扱っている大手釣り具メーカーでは、ダイワのみが発売。
また、エアーポンプを専門に扱っているメーカーから、強力なエアー量を誇る製品が発売されています。
鮎釣り用「ブクブク(エアーポンプ)」選び方3つのポイント
鮎釣りにおけるブクブクの用途がわかったところで、選び方を押さえておきましょう。
選ぶ際にチェックすべきポイントは以下の3つです。
- エアー量をチェック
- 電源方式をチェック
- サイズをチェック
エアー量をチェック
ブクブクは、モデルによってエアー量が異なります。
オトリ屋さんから釣り場まで極端に離れてなければ、毎分1.5L程度のモデルで十分です。
自宅に生かしたまま持って帰りたい場合など、移動時間が長い場合には1.5L以上のモデルも候補に入れておきましょう。
電源方式をチェック
釣り用のエアーポンプのほとんどが乾電池式ですが、車のシガーソケットから電源をとるタイプも発売されています。
なかでも、ダイワから発売されている、乾電池とカー電源の両方に対応しているモデルに注目。
基本的にシガーソケットから電源をとっている場合でも、乾電池をセットしておけばエンジンを切ったときに自動で乾電池駆動に切り替わります。
乾電池切れで予備を用意していないときに役立つほか、乾電池の消費量も減らせるのもメリットです。
サイズをチェック
使用しているオトリ缶に、すっきりと設置できるかをチェックしておきましょう。
たとえば、ダイワのブクブクなら、当然ながらダイワ製のオトリ缶にピッタリとフィットします。
ただし、エアー量の大きいモデルほど、本体サイズも大きくなるため注意が必要です。
なかには、オトリ缶に大きなサイズのエアーポンプを設置すべく、アダプターを用意しているメーカーがあります。
鮎釣りにオススメの「ブクブク(エアーポンプ)」7選
ダイワ(DAIWA) ジェットエアーアルファ V
乾電池とカー電源の両方で使える2WAY仕様のブクブクです。
エンジンを切るなどして、車からの電源供給を絶つと自動的に電池駆動に切り替わります。
エアー量は毎分1.5Lで、単1形乾電池2本をセットして約15時間使用可能。
約3mの車電源コードが付属しており、突然の電池切れを防ぎたい方にオススメです。
ダイワ(DAIWA) ジェットエアーアルファ D
単1形乾電池2本使用するタイプのブクブクです。
エアー量はHiで毎分1.5L、Loで0.7L、Loで約45時間、Hiで約15時間使用できます。
ダイワ(DAIWA) ジェットエアー 214 イエロー
柔軟な特殊樹脂製ホースが付属のブクブクです。
単1形乾電池を2本使用し、エアー量は毎分Hiで1.5L、Loで0.8L。
駆動可能時間はLo約30時間、Hi約80時間です。
買い求めやすい価格も魅力で、リーズナブルなモデルを探している方にオススメです。
冨士灯器 パワーポンプ FP-3000
シリーズ最強の、毎分3.0Lもの酸素供給量を誇るエアーポンプです。
新機能のスイッチロック機能や専用のロングストーン付属など、機能も充実しています。
単1アルカリ電池を4本使用するタイプで、強約24時間、弱で約70時間使用可能。
弱運転時のエアー量は毎分約1.5Lです。
ちなみに「毎分エアー量3.0LのFP-3000を鮎カンに装着したい」という声を受けて、アダプターを製品化。
天然ゴム製で、サイズは約W80×H35×D128mmです。
大手メーカーのオトリ缶各種で使用できるので、気になる方はチェックしてみてください。
冨士灯器 パワーポンプ FP-2000
FP-3000より若干エアー量の少ない、毎分2Lのタイプです。
単1形アルカリ電池2本使用して強約16時間、弱で約65時間使用できます。
サイズは幅約80×高さ148×奥行42.5mmです。
ハピソン(Hapyson) YH-750 乾電池式エアーポンプ(マーカー機能付)2300
毎分2.3Lのエアー量を誇るエアーポンプで、弱時のエアー量は毎分約約0.7Lです。
細かい泡を出すセラミックストーンが付属しています。
動作時にはLEDが点灯し、暗い場所でも運転状態を確認しやすいのが特徴。
単1形乾電池2本使用で強約4時間、弱で約45時間使用可能です。
ハピソン(Hapyson) カー電源/乾電池式 2WAYエアーポンプ YH-737B
車に乗っている時はカー電源で、車のエンジンを切ると自動で電源が乾電池へ切り換わる2WAYタイプのエアーポンプです。
単1形乾電池2個使用時の連続運転時間は約50時間。
販売価格はダイワのモデルより若干安いものの、エアー量は毎分約1.0Lとやや弱く、長距離移動には向いていません。
一般的なワンボックスカーの後部座席に届く、長さ3mのシガーライターソケット用カー電源アダプターコードが付属しています。
ブクブク(エアーポンプ)を2個使用する方法もある
毎分3.0Lの強力なエアー量のブクブクが発売されていますが、サイズが大きくそのままでは既存のオトリ缶に取り付けできません。
より強力なエアー量を確保したい、という方にオススメなのがシマノのオトリ缶。
ブクブクを2個取り付けできるスペースを設けています。
毎分1.5Lのブクブクを2個取り付ければ合計で3.0L。
長時間オトリを生かしながら移動したいシーンで便利です。
状況に応じて1個ずつ使用したり、2個同時に使用したりと使い分けもできます。
ブクブク(エアーポンプ)は使用前に状態を確認しておこう
ブクブク(エアーポンプ)は、オトリを弱らせずに移動させるために欠かせないアイテムです。
「音が急に大きくなった」「エアーが弱くなった」など違和感があれば、内部のパーツが劣化、破損している場合も。
移動中に急にエアーで出なくなって慌てないよう、日頃から不具合がないか気にかけておきましょう。