羊毛フェルト鮎タビはほんとに滑らない?レビュー・口コミ・注意点
滑らないと評判のシマノ「リミテッドプロ羊毛フェルト鮎タビFT-015U」。
今シーズン、実際に履いてみた感想をレビューします。
使用感や口コミ、注意点も紹介しますので、購入を検討している方はもちろん「羊毛フェルトタビって何?」という方も参考にしてみてください。
「羊毛フェルト鮎タビFT-015U」とは
「リミテッドプロ羊毛フェルト鮎タビFT-015U」は、シマノから2021年に発売された鮎釣り用タビです。
通常のフェルトソールのタビと比べて滑りにくいのが特徴。
羊毛は人間の髪の毛と同じく細胞があり、綿密に絡みあって強力なグリップ力を発揮します。
従来、アウトドアブランドから沢登り向けとして発売されていましたが、鮎釣り用としては初の製品化。
翌年にはシューズタイプが発売され、2023年には自分でソールを交換できるジオロック羊毛フェルトもラインナップにくわえられています。
シマノ リミテッドプロ 羊毛フェルトタビ一覧
品名 | タイプ | ソール交換 | ピン | 価格 |
中割 | 交換キットあり | あり | 34,000円 | |
先丸 | 交換キットあり | なし | 34,000円 | |
シューズタイプ | メーカー依頼 | あり | 31,000円 | |
シューズタイプ | メーカー依頼 | なし | 30,000円 | |
中割 | メーカー依頼 | あり | 27,000円 | |
中割 | メーカー依頼 | なし | 27,000円 |
羊毛フェルト鮎タビFT-015Uのレビュー
今シーズン、タビタイプの「FT-015U」を購入して実際に履いてみたので、感想や気になった点をレビューします。
使用感が気になる方は、参考にしてみてください。
鮎タビをもっとみたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。グリップ力は?
一般的なフェルトと比較すると、たしかに滑りにくさを感じました。
驚くほどではないものの、ヌルヌルした石の上を歩いても安心感があります。
過信しすぎは禁物ですが、一定の滑り防止あるといって差しつかえないのではないでしょうか。
履き心地は?
生地に7mmもの厚みがあって、しっかりと足を包み込む履き心地を実現しています。
保温力も高そうで、シーズン初期や終盤にも活躍しそうです。
ドライタイツ用にワンサイズ大きめを選んで、盛期用にシューズタイプを履く使い分けもアリかなと思います。
気になった点
画像にあるパーツのつなぎ目部分がちょっとした段差になっており、甲を曲げた状態のときに当たるのが気になりました。
人によって足の形状が異なるので一概にはいえないものの、長い距離を歩く際は少し心配かなと思いました。
コチラもチェック鮎タビ記事一覧羊毛フェルト鮎タビの口コミ
●使用してびっくり!他のタビを履けなくなるかも。
●普通のフェルトとくらべると、あきらかに滑りません。
●噂通りスゴイグリップ力でした。垢グサれのスケートリンク並な石に乗っても大丈夫なので驚きでした。
羊毛フェルト鮎タビFT-015Uの注意点
減りが早い
羊毛フェルトタビは優れたグリップ力を発揮する反面、摩耗が早い点に留意しておきましょう。
使用日数の目安は最長で15日程度とされており、使用状況によるものの、ランニングコストがかさむ場合があります。
川やポイントに合わせて通常のフェルトタビと使い分けるなど、無駄に使用しない工夫をするのも方法のひとつです。
なお、羊毛フェルトの張り替えは修理対応となり、最寄りの釣り具店へ持ち込みになります。
張り替え工賃は、部品と税込みでFT-015UとFS-500Vともに8,800円です。
お手入れに注意
羊毛ですから、濡れたまま放置すると腐食します。
腐食するとボロボロとはがれて使い物にならなくなるので、注意が必要です。
使用後に汚れを洗い流したら、しっかりと乾かしましょう。
「来週も履くから」と、車内に放置しておくと取り返しがつかなくなりますよ。
購入するならお早めに!
滑りやすい石の上を歩きながら流れに立ち込む鮎釣りにおいて、足元の重要性はいうまでもありません。
消耗は早い、お手入れが欠かせないなどのデメリットもありますが、安全確保に備えてみてはいかがでしょうか?
昨年はタビタイプとシューズタイプのいずれも品薄で、購入できなかった方も多かったようです。
ここ数年、鮎釣り道具の入荷状況が不透明なので、購入を予定しているなら早めに予約しておきましょう。