「鮎竿って高いな・・・」
「リーズナブルな鮎竿ってあるの?」
などと、鮎釣りに興味をもったものの、高価な竿に驚く方もいるかもしれません。
たしかに、数十万円もの高価な鮎竿はありますが、低価格ながら品質に優れたリーズナブルなモデルも数多くリリースされています。
テクノロジーの進化によって確実に鮎竿の質、性能は向上しており、安価なモデルでも十分鮎の友釣りを楽しめるのですよ。
そこで今回は、鮎釣り入門にオススメの鮎竿を紹介するとともに、選び方も解説します。
軽い、安い鮎竿ランキングも発表しますので、鮎釣りをはじめてみたい方、興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
鮎竿とは
鮎釣りにはいくつかスタイルがありますが、鮎竿といえば一般的にもっとも人気の高い「友釣り専用の竿」を指します。
リールを使用しない振り出し式のべ竿で、9mほどと長いのが最大の特徴です。
鮎の友釣りは「オトリ」を駆使する釣りで操作性が求められるため、高密度で高強度なカーボンを採用して扱いやすくしています。
鮎竿は使用しているカーボンの質によって重さが変わり、上位モデルになるほどハイグレードカーボンを採用して軽いのが魅力です。
ただし、ハイスペックなモデルほど、価格も比例して高価格になります。
鮎竿といえば一般的に「友釣り用の竿」を指す
振り出し式のべ竿で9mほどと長い
高密度・高強度なカーボン採用で上位モデルほど軽く高感度
「鮎竿」選び方5つのチェックポイント
鮎竿は長さや調子、重さなどモデルによってスペックが異なります。
鮎釣り入門用として選ぶ際にチェックしたいポイントは、下記の5つです。
では、それぞれ解説していきましょう。
長さをチェック
鮎竿の長さは、短いモデルで7m前後から長いモデルで10mを超えるものまであり、基本の長さが9mです。
長くなるほど広い範囲を探れるものの重く操作性も悪くなるので、初心者であれば基本の長さである9mより短い鮎竿を選びましょう。
初心者向けとしてオススメの長さは8.5mです。
近年、各メーカーも8.5mに力を入れており、9mと並んでスタンダードな長さになっています。
長い鮎竿は50㎝変わるだけでも大分軽くなって扱いやすいほか、値段も短い分だけ安くなり、お財布にやさしいのも魅力です。
女性やお子さん用なら、さらに短い8mでも十分。
大河川では物足りなくなる長さですが、操作性が格段に向上して風にも強く、はじめて購入する鮎竿として適しています。
長さ別の特徴は以下の通りです。
9.5m以上
鮎竿ではロングロッドに分類されるタイプで、長いほど遠くのポイントを狙えるのがメリットです。
「もう一歩前に出たいけど、流れが強すぎて危険」という状況で活躍するほか、鮎竿は長いほどタメが利きやすくなります。
大河川になるほどロングロッドが有利なものの、同じ仕様なら長いほど重さを感じやすくなり注意が必要です。
8.5~9m
近年、8.5mをメインロッドとして使用する釣り人も増えており、各メーカーも力を入れて開発しています。
初心者が9mと8.5mのどちらかを選択するなら、より持ち重りの少なさを感じられる8.5mのほうがオススメです。
大河川では9m、中小河川なら8.5mと、よく行くホームグラウンドの河川の規模に合わせる方法もあります。
8m以下
8m以下の鮎竿は「短竿」に分類されます。
短竿は軽く扱いやすく、初心者はもちろん女性や子供用としてもオススメです。
鮎竿は短くなるほど軽く、ワンランク上のモデルと同レベルの感度を得られる場合もあります。
ただし、大河川では物足りなさを感じるケースも。
メインロッドとは別に、小河川用として用意しておきたい場合にも重宝します。
また、短竿は風対策としても有効です。
川ではときに、9mの竿を持っていられないほどの強風が吹く場合があり、操作しづらくなるほか、最悪の場合竿を折ってしまうトラブルも起こります。
そんな厳しい状況では、風の影響を受けにくい短竿をサブロッドとして1本持っていると便利です。
初心者には8.5mの鮎竿がオススメ
女性や子ども用なら8mでも十分
調子で選ぶ
「調子」は竿がどの部分から大きく曲がるかを表しており、大きく分けて以下の3つの調子があります。
胴調子
竿の真ん中付近から曲がるタイプが胴調子です。
オトリの操作や引き抜き(掛かった鮎を取り込む動作)のコントロール性にやや難があるものの、大きく曲がってタメが利きます。
掛かった鮎が流れに乗って下ってしまっても竿がのされにくく、瀬釣りにぴったりです。
先調子
より穂先に近い周辺から曲がるのが先調子です。
ピンとした張りがあって操作性に優れており、鮎がいるポイントにオトリを誘導しやすく、泳がせ釣りに適しています。
引き抜きをコントロールしやすいのもメリットです。
調子で悩んだ場合は操作性を重視して、胴調子よりやや先調子気味の鮎竿を選ぶとよいでしょう。
本調子
胴調子と先調子の中間的な調子が本調子で、オールラウンドに使える調子として中~上級者にも人気です。
初心者にも扱いやすく、無難な調子を選択したい場合に適しています。
初心者は操作性を重視してやや先調子気味の鮎竿がオススメ
中間的な「本調子」も扱いやすい
パワーで選ぶ
鮎竿には、中硬・中硬硬・早瀬抜・急瀬抜・荒瀬抜などのパワーが設定されています。
メーカーによって表示方法が異なりますが、上記の場合では荒瀬抜が一番パワーのある鮎竿です。
小さい鮎ばかり釣れる状況で荒瀬抜はオーバーパワーですし、激流の大鮎と格闘するのに中硬の柔らかい竿では釣りにならないかもしれません。
とはいえ、狙う鮎の大きさや川の規模など、シチュエーションに合わせて何本もの鮎竿を保有するのは初心者には難しいでしょう。
そこで、初心者にオススメなのが中硬から早瀬抜の鮎竿です。
やわらかい鮎竿ほどオトリが弱りにくいメリットもあり、オトリ操作に慣れていない初心者に適しています。
よほどの大鮎や激流でない限りは対応できますし、初心者の最初の1本としてぴったりです。
やわらかい鮎竿ほどオトリが弱りにくい
初心者ならオールラウンドに使える中硬から早瀬抜タイプがオススメ
重さをチェック
鮎竿の重さは、カーボンの質や全長によって異なります。
ハイグレードな高密度カーボン採用の9mモデルのなかには、200gを切る超軽量な鮎竿があるものの、質の高いカーボンを使用しているモデルほど高価格です。
初心者向けなら250g以下を目安とし、理想は230g以下。
8mモデルなら、230g以下の低価格モデルも販売されています。
女性や子供用として探しているなら、7mで200gを大きく下回るモデルもあるのでチェックしてみてください。
では、軽い鮎竿のメリットを確認しておきましょう。
軽くて快適
鮎竿は長さがあるため、重さの数字以上に持ち重りを感じるものです。
10g、20g軽くなるだけでも持ったときに感じる重さは軽くなり、快適に鮎釣りを楽しめます。
そのため、鮎竿を選ぶ際は長さや調子をチェックするとともに、重量もしっかりと確認しておいたほうがよいのです。
感度に優れている
鮎竿は軽いほど感度に優れており、さまざまな情報を釣り人に与えてくれるので、しっかりと重さをチェックしておきましょう。
オトリが野アユに追われたときの「前アタリ」を感じやすいほか、エキスパートは「サカサが外れた瞬間もわかる」と言います。
より釣果を上げるためには、より感度の優れた竿を使うのが近道になるのです。
ちなみに、鮎竿は短いほど感度がよくなるため、感度を重視したいのならワンランク短い鮎竿を選ぶのも方法のひとつになります。
最新機能を搭載している
軽さを追求している鮎竿はハイグレードシリーズに多いため、多くのモデルで最新機能を採用しています。
メーカーの最新テクノロジーを搭載した鮎竿は、快適な釣りをサポートすると同時に釣果アップにもつながるため見逃せません。
初心者は250g以下の鮎竿を目安に選択しよう
できれば230g以下が理想的
ズームかノンズームかをチェック
鮎竿のなかには、50cmや1mで長さを変えられるズームモデルがあります。
たとえば、8.5mの50cmズームモデルなら、8.0mに短くして使えるわけです。
ズームモデルは、川の規模やポイントに合わせて長さを変えたいときに便利。
また、短い長さに仕掛けを合わせておけば、引き抜く際に伸ばして取り込みやすくなるのもメリットです。
鮎釣り入門用としてはズーム、ノンズームどちらを選んでも問題ありません。
8.5mか8.0mか長さで悩んだ場合には、「8.5-8.0m」のズームモデルを選択するのも方法のひとつです。
ただし、同じシリーズならズームモデルのほうが価格が高く、若干重さも増える点に留意しておきましょう。
ズームモデルは川の規模やポイントに合わせて長さを変えられる
掛かってから延ばせば引き抜きもしやすい
同じシリーズならズームモデルのほうが高価格で若干重さも増えるのがデメリット
安い鮎竿と上位モデルなにが違う?
鮎竿には、販売価格40万円を超える高級モデルが存在します。
数万円ほどで購入できる安価な鮎竿と比べて、何が違うのでしょうか?
価格の差はズバリ、素材である「カーボン」の質です。
カーボンにはグレードがあり、軽く優れた素材ほど価格が高くなります。
釣り竿は100%カーボンではなく、カーボン繊維を固める接着剤「レジン」を含んでおり、ハイグレードなモデルほどレジンの量を減らしてカーボン繊維の含有量が多く高密度なのが特徴です。
ただ、カーボン含有量が多い竿は軽量で感度に優れている一方、傷に弱いデメリットがあります。
高級モデルのなかには極限まで軽量化を図っているモデルもあり、ほんの少し傷が入っただけで簡単に折れる恐れがあり、扱いには十分な注意が必要です。
その点、安い鮎竿はレジンの量が多めでけっこう頑丈。
鮎釣り初心者の場合は扱いに慣れていないため、傷をつけて破損させてしまう可能性が高くなります。
はじめから高級なハイグレードモデルで気をつかいながら釣りを覚えるよりは、ガンガン使える安い鮎竿ではじめてみるのがオススメです。
鮎竿の重さはカーボンの質で決まる
繊細な鮎竿は傷つきで破損しやすいため、最初は安くてガンガン使える鮎竿がオススメ
軽い鮎竿を選ぶ際の注意点
軽い鮎竿ほど持ち重りがなく、1日持ち続けても疲れません。
ただし「軽ければすべてよし」とは必ずしもならないため、注意が必要です。
軽い鮎竿を選ぶ際の注意点を確認しておきましょう。
軽い鮎竿は破損する恐れがある
「軽い鮎竿=よい鮎竿」とは限りません。
軽い鮎竿ほど感度がよく操作性に優れている一方、無理ができず、ちょっとした傷が入るだけで折れる恐れもあり、取り扱いには十分に注意が必要です。
なかには、あえて肉厚にして耐久性重視で開発している鮎竿もあります。
価格が高め
鮎竿の値段は、ほぼカーボンの質で決まります。
同じ長さや仕様が同じなら、高品質なカーボンを使用した軽量モデルのほうが価格が高めです。
カーボン繊維をシートにするための接着剤である「レジン」の使用量の少ない、高密度カーボンほど軽量で価格も高くなります。
パーツが高い
ハイグレードモデルになるほど、当然パーツ代も高くなります。
軽い鮎竿は各メーカーのハイグレードモデルに多く、万が一折ってしまうとパーツ代が高くつくため注意が必要です。
交換用パーツは部品扱いになるため、店頭での値引きも通常ありません。
標準価格が安いモデルの5倍の鮎竿なら、パーツ代はそれ以上の割高さになるわけです。
鮎釣り入門にオススメ「鮎竿」10選!
では、鮎釣り入門用にオススメの鮎竿をご紹介していきましょう。
下記の一流釣り具メーカーのモデルをピックアップしています。
ダイワ(DAIWA) 鮎竿 アバンサー 早瀬抜 85M
初心者向け定番モデルとして、評価の高い鮎竿です。
低価格ながら「SVFナノプラスや「X45」や「V-JOINT」などダイワのロッドテクノロジーをふんだんに採用。
早瀬抜90で260gとシリーズ歴代最軽量を実現しています。
替穂先には、10cm短くしてパワーを持たせた「パワータイプカーボンチューブラー」を用意。
調子と長さの異なる11種類もの豊富なラインナップから、自分にぴったりなモデルを選択できるのもオススメポイントです。
アバンサーについては下記の記事でも詳しく取り上げているので、参考にしてみてください。
ダイワ(DAIWA) 鮎竿 プライム アユ 早瀬抜 85
8.5mの早瀬抜で、重さ255gの初心者向けの鮎竿です。
カーボンに強度に優れている「HVFナノプラス」を採用しています。
低価格ロッドながら操作性とパワー、引き抜き性能に優れたハイコストパフォーマンスロッドです。
ダイワ(DAIWA) 鮎竿 プロトギア 87
8.7m、重さわずか215gの軽量な鮎竿です。
調子は、先調子と胴調子の中間的な「SH調子」を採用。
さまざまなシーンで扱いやすい、使い手を選ばないオールラウンドロッドです。
薄い塗装によって持ち重りを軽減しているほか、感度・操作性の低下を極限まで減らしている点に注目。
買い求めやすい低価格も魅力です。
2023NEW シマノ(SHIMANO) 鮎竿 ナイアード 85
9m並みの射程距離と、8m並みの操作性を持ち合わせた8.5mの鮎竿。
重さは235gで、初心者のはじめての1本としてオススメのモデルです。
早瀬抜きクラスのH2.75と、オールラウンドに使えるパワーに設定されています。
シマノ(SHIMANO) 鮎竿 香鱗 ZP H2.75 80-85ZP
長さを8.5mと8.0mで、50cm切り替えられる「アクションズーム」採用の鮎竿です。
スパイラルX採用によるダレのないシャキッとした調子は、オトリの引きやすさと優れた引き抜き能力を高次元で実現しています。
コストパフォーマンスを追求した、初心者にオススメの最新ベーシックロッドです。
シモツケ(SHIMOTSUKE) 鮎竿 BSB スーパーディザイアSP H85
シモツケの定番モデルであるデザイアが海外生産から日本での生産に変更され、「Superデザイア」として生まれ変わりました。
硬中硬調子で重さ250gと、初心者用としてオススメのスペックを実現しています。
持ち重りを減らして竿ブレを軽減しており、楽な引き抜きを可能にするパワーを備えたベーシックロッドです。
サンテック(Suntech) 鮎竿 FIELD MASTER 裕輝 AR 85
低価格ながら、高品質でリーズナブルな鮎竿を製造している「サンテック」の鮎竿です。
長さ8.0m、重さ210gで入門者はもちろん、ベテランも満足できるスペックになっています。
調子は早瀬抜で、20~23cmクラスの鮎が多く釣れるシチュエーションにオススメ。
初期から後期まで、野鮎のサイズ・釣り方・釣り場に応じた友釣りを楽しめるオールラウンドモデルです。
シマノ(SHIMANO) 鮎竿 ボーダレス GL P810-T
鮎釣りにくわえて、本流の渓流釣りに対応できる万能モデルです。
春先のヤマメやサクラマス狙いにも対応します。
さまざまな釣りをはじめてみたい、釣り初心者にオススメの1本です。
ダイワ(DAIWA) 鮎竿 リバーラウンダー 85M-S
鮎の友釣りはもちろん、ライトコロガシ釣り・友ルアー釣り・本流釣りなど、さまざまなスタイルに対応する鮎竿です。
長さ8.5mで主流の9.0mより短く、操作性に優れています。
当モデルの8.5mのほか、7.5mと8.0mもラインナップされているのでチェックしてみてください。
バリバス(VARIVAS)トライキット鮎 リバーストーン63
手軽に鮎釣りを始めたい方におすすめの鮎竿。
長さは6.3mで、女性や子供用としてもオススメのモデルです。
数ある鮎竿のなかで、最安値クラスの低価格も魅力。
鮎竿としては異色の、豊富なカラーバリエーションも特徴です。
ミルキーピンク・リッチブラック・ウォーターブルー・フレッシュグリーンの4カラーをラインナップしています。
【2023年度】軽い鮎竿ランキング!ベスト3
長さのある鮎竿選びにおいて、気になる項目のひとつが重さです。
軽い竿ほど操作性に優れており、1日快適に鮎釣りを楽しめます。
では、主流の9.0m・8.5m・8.0mに分けて発表していきましょう。
9.0mの軽い鮎竿ベスト3
軽い鮎竿1位に輝いたのは、9mで176gとの圧倒的な軽さを誇る鮎竿シマノ リミテッドプロFW ライトスペシャル LS90NV」でした。
扱いやすいながらも、スパイラルXコアなど独自テクノロジーによって良型鮎に対応できる堅牢さも実現しています。
第2位は、がまかつの「ダンシングマスターM9.0」です。
重さ183gと片手で持てるほどの重さで、体力の自信のない方や女性にも適しています。
張りを抑えながらも高感度を実現し、オトリを弱らせることなく操作が可能。
トロ場やチャラ瀬での16~22cm程度の鮎に対応するオススメモデルです。
第3位はダイワの重さ195gで「銀影競技スペシャル R 90」でした。
ダイワの「T」より先調子の「R」を採用した、はじめてのモデルとなっています。
スピーディーにピンポイントを狙ってすばやく引き抜く、競技指向のエキスパート向けロッドです。
8.5mの軽い鮎竿ベスト3
8.5mの第1位は、ダイワの銀影競技 ZDです。
重さ167gと、異次元の軽さを実現しています。
柔らかい竿でオトリが弱りにくいのもオススメポイント。
初心者からレベルアップしたい方にも適しています。
8.5mの第2位は、がまかつの「ダンシングマスター M8.5」です。
重さわずか169gの超軽量モデルで、すべての鮎竿のなかでもっとも軽いモデルとなっています。
常識外の軽さなので、取り扱う際は十分に注意してください。
第3位は188gのダイワ 「銀影競技スペシャルA H85」でした。
前作のAHと比較して、さらに大きく曲がり込む胴調子に仕上がっています。
8.0mの軽い鮎竿ベスト3
2023年の軽い鮎竿ランキングの第1位は、184gでダイワ「銀影競技 ショートリミテッド T」でした。
T調子らしいシャープな操作性とあいまって、快適な鮎釣りをサポートします。
ショートモデルながら、タメ性能と粘りに優れているのも魅力です。
第2位は、185gでシマノ「スペシャル小太刀 H2.75 80NR」です。
短竿の定番モデルとした人気の名竿で、小河川のほか張りのある調子で強風対策としても活躍します。
チューブラーやソリッドなど3本の穂先が標準装備されており、あらゆるシチュエーションで使えるショートロッドです。
第3位は、軽快さをコンセプトに開発されているダイワのシリーズ「銀影エア」から「銀影エア SL80・R」です。
重さ186gと、2位の銀影競技SL80と8gしか変わらないのに価格が安いお得なモデル。
小河川ロッドとして最適なほか、優れた風切り性能により大河川でのサブロッドとしてもオススメです。
安い鮎竿ランキング!
それでは、安い鮎竿のランキングを発表していきましょう。
あくまで友釣り専用の鮎竿で比べており、友釣り以外に渓流でも使えるオールラウンドタイプやコロガシ竿、ドブ釣り竿、短竿専用モデルなどは除外しています。
Amazon・楽天市場・Yahooショッピングに出店している店舗の現時点での販売価格であり、実店舗の価格とは異なる場合があります。また、旧モデルが含まれている場合がある点にも留意してください。
友釣り専用竿として第1位に輝いたのは、ダイワの「プライムアユ」でした。
ダイワが誇る独自構造「X45」を採用しており、つぶれ・曲げ・ネジレに強いのが特徴です。
耐久性に優れているため、鮎釣り入門用の鮎竿としてぴったり。
早瀬抜は70から90まで50cm刻みでラインナップしており、とくに小河川用に70や75を用意しておきたいベテランにも適しています。
第2位はコストパフォーマンスに優れた鮎竿、シマノの「友鮎」です。
硬さを汎用性に優れるH2.75に統一しており、シマノの鮎竿ではもっとも人気のある「FW調子」を採用しています。
ノンズームにより、安価ながら軽量化を実現。
シーズンを通じて活躍するオールラウンドモデルです。
3位にランクインしたのは、安価な鮎竿ながら独自のロッド強化構造「スパイラルX」搭載したシマノの「ナイアード」です。
扱いやすい「H2.75」を中心にラインナップしており、初心者のはじめての1本として適しています。
2023年のリニューアルでズームモデルが追加され、合計14タイプから選択可能。
用途に合ったサブロッドを探しているベテランにもオススメです。
ナイアードについては、以下の記事でも詳しく取り上げています。
4位 ダイワ(DAIWA) アバンサー
ダイワのアバンサーは、安価な鮎竿の定番モデルとしてロングセラーを誇るモデルです。
軽さと感度、パワーを高いレベルで実現する「SVFナノプラスカーボン」を採用しています。
継ぎ部には、曲がりに追従しパワーと粘りを格段に向上させる「V-ジョイント」を採用しているなど、低価格ながら性能に優れているのが魅力です。
アバンサーについては、下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
5位 シマノ(SHIMANO) ロッド 香鱗 ZP
安価な鮎竿ながら機能の充実した、コストパフォーマンスモデルです。
スペシャル競FW調子を手本にした、ベーシックタイプのアクションズームロッドをラインナップしています。
スパイラルX採用によるシャキッとした調子は、オトリの引きやすさやオバセ管理能力、引き抜きパワーを高めているのが特徴です。
元竿玉口部には強さと美観を生み出す「Gクロスプロテクター」を装備しているなど、破損リスクを大幅に軽減しています。
鮎釣り入門用としてはもちろん、ベテランのサブロッドとしてもオススメの最新ベーシックロッドです。
自分でもっと鮎竿を探したいなら、下記のリンクからもチェックできます。
鮎釣り入門向けの鮎竿ではじめよう!
長さは扱いやすい8.5mか8.0mを選ぼう
重さ250g以下を目安に選ぼう
中硬から早瀬抜き程度で硬すぎないパワーを選ぼう
高価格な鮎竿は、ハイグレードカーボンの採用や最新テクノロジーの搭載により、さまざまな面で優れています。
しかしながら、竿の扱いに慣れていない初心者の場合、破損させてしまう恐れがあります。
高いモデルほど交換パーツも高く、最初は手頃な価格のモデルではじめるのがオススメです。
近年の低価格な鮎竿は、一昔前の鮎竿よりあらゆる面において性能が向上しており、10万円を大きく切るモデルでも十分鮎釣りの魅力を体感できます。
ご紹介した鮎竿を参考にしていただき、釣って楽しい、食べておいしい鮎の友釣りをぜひはじめてみてくださいね。
当サイトでは、これから鮎釣りをはじめたい方向けの記事も投稿しています。ぜひ参考にしてみてください。
鮎竿の人気・売れ筋ランキング
鮎竿を探しているなら、各ショッピングサイトの人気・売れ筋ランキングもぜひチェックしてみてください。今どんな鮎竿が売れているのか参考になります。
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