風が吹くほど威力を発揮!シマノ「ラシュラン」がリニューアル発売
2005年に誕生したシマノの鮎竿「ラシュラン」が、4代目としてリニューアルされました。
歴代でもっとも細身で、風が吹くほど威力を発揮するとのこと。
旧モデルとのスペックの比較もしましたので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
2024年、ラシュランがリニューアル
小沢聡氏監修のラシュランが、4代目としてリニューアルされました。
登場当時から細身設計が特徴でしたが、NEWモデルは歴代でもっとも細身。
小沢聡氏いわく「渓流竿のよう」と、優れた風斬り性能間違いなしの鮎竿です。
小沢聡氏:「過去の中ではいちばん細身ですね。渓流竿のよう。川へ行くと風の影響をほとんど受けますから、風斬り性能ですごく軽く感じるっていうのもこの竿の特徴だと思います」
8.5mで6本継ぎを実現
従来モデルは8.8mでしたが、NEWラシュランは8.5mとやや短くなりました。
注目すべきは、6本継ぎを採用している点。
7m以下の鮎竿なら6本継ぎがありますが、8.5mでははじめてです。
継ぎ数が少なくなるほとスムーズに曲がりやすく、優れたタメ性能も発揮。
#2の穂持ちを一般的な鮎竿より40cm長くし、細身ながらぐっとためられるパワーを実現しています。
超細身ながら肉厚設計
NEWラシュランは、歴代でもっとも細身ながら肉厚設計になっています。
パワーと粘りを発揮しながらも、8.5mに設定したことで操作に優れているのが特徴です。
同じ肉厚設計のバーサトルよりも、さらに肉厚とのこと。
最上位素材のスパイラルXコアも採用しており、H2.5ながら良型にも難なく対応できるポテンシャルを実現しています。
風が吹くほど威力を発揮
ラシュランといえば、風に強いのが魅力。
NEWラシュランにおいても、風を斬るような操作性は健在です。
過去には、「台風が接近するなかでも釣りが成立した」という逸話も。
風が強く早じまいする釣り人が多い状況で、ストレスフリーな釣りを楽しめるのではないでしょうか。
ラシュラン新旧モデルの比較
ラシュランの新旧モデルのスペックを表にまとめました。
なお、シマノでは昨年より品名に発売年を表すアルファベット表示をやめています。
旧モデルには末尾に「NP」がついていますので、ご注意ください。
H表示 | 全長 | 自重 | 継数 | 仕舞寸法 | 素材・構造 | 穂先 | 価格 | |
NEWラシュラン | H2.5 | 8.5m | 230g | 6本 | 157cm | スパイラルXコア | エキサイトトップⅡ | 288,000円 |
ラシュランNP | H2.6 | 8.8m | 235g | 7本 | 153.5cm | スパイラルX | エキサイトトップ | 293,000円 |
NEWラシュランは、スペック上では旧モデルより優れています。
カーボン構造は最上位グレードのスパイラルXコアになり、穂先もエキサイトトップⅡに。
価格が安くなっているのも嬉しいですね。
6本継ぎながら、仕舞寸法が極端に長くなっていないのもポイント。
パワーランクはH2.6からH2.5になりましたが、小沢聡氏いわく「好きな人にはたまらないと思いますね。H2.5だけどかなり肉厚。しなやかでよく曲がるんだけどパワーと頑丈さがある」とのこと。
2024年シーズン、かなり人気になりそうな1本ですね。
ラシュラン 基本情報
スペック
- 全長:8.5m
- H表示:H2.5
- 継数:6本
- 仕舞寸法:157cm
- 自重:230g
- 先径:1.6(0.7)mm
- 元径:24.6mm
- 適合オモリ:0~3 (0~1.5)号
- 適合水中糸(ナイロン):0.1~0.6号
- 適合水中糸(メタル):0.03~0.2号
- 標準穂先:エキサイトトップⅡチューブラー
- 替え穂先:ソリッドタフテック∞
- 価格:288,000円
※()はソリッドタフテック∞穂先の場合
搭載テクノロジー
- スパイラルXコア
- ナノピッチ
- エキサイトトップⅡ
- パラボラチューン
- ハイパワーXティップ
- タフテック∞(インフィニティ)
- Gクロスプロテクター
- 回転式(超感)トップ
- しっとりグリップ
【まとめ】NEWラシュランで強風も怖くない!
歴代でもっとも細身のNEWラシュラン。
風が強くて釣りにならないような状況で活躍しそうです。
6本継ぎのスムーズな曲がりもぜひ体感してみたいですね。
気になる方は、各ECサイトや最寄りの釣具店をチェックしてみてください。
鮎竿のオススメ記事一覧
クリック【2024年】鮎竿の安い・軽いおすすめランキング!初心者が選ぶ際のポイントを解説▶
クリック【2024年】「短竿」のオススメ!短いメリットと長さの選び方を解説▶
クリック「大鮎・尺鮎の竿」オススメ21選!選び方4つのポイント▶
クリック【2024年】「ダイワ鮎竿」全シリーズ徹底解説!初心者おすすめ6選▶
クリック【2024年】シマノ「鮎竿」全シリーズを徹底解説!初心者おすすめ5選▶
クリック【2024年】がまかつの鮎竿全シリーズ!コンセプト別おすすめモデルを紹介▶
クリック【2024年】シモツケの鮎竿おすすめ全シリーズ!コスパの良い1本を見つけよう▶
クリック【2024年】「8mの鮎竿」価格帯別オススメ12選!メリット・デメリットを解説▶
クリック鮎竿「ズーム」機能のメリット・デメリット!おすすめ製品を紹介▶