関東随一の清流「男鹿川」で利き鮎準グランプリ鮎を釣る
関東甲信越地方の梅雨明けが発表された翌日、栃木県日光市三依地区を流れる関東随一の清流「男鹿川」へ鮎釣りに行ってきました。
男鹿川といえば、「清流めぐり利き鮎会」で準グランプリを獲得したほど美味しい鮎が釣れることで有名ですね。
オトリは、流域で唯一販売している「ロッジ古代村」で購入します。
ロッジ古代村では宿泊できるほか、キャンプも可能。
自身の畑で栽培した蕎麦を石臼で挽いた、つなぎなしの十割そばも味わえます。
本日は、こちらに駐車させてもらって周辺を釣りました。
オトリをもらったらそのまま敷地内を通って河原に出られるので、男鹿川がはじめてでポイントがわからない方でも安心です。
優しい店主が丁寧にいろいろ教えてくれますよ。
もちろん、日釣り券も購入できます。
なお、おじか・きぬ漁業協同組合では「FISH PASS」や「つりチケ」を利用して、パソコンやスマホからでも日釣り券を購入可能です。
ロッジ古代村前から下流は、全体的にヒザ下程度の浅瀬が続いています。
釣りスタート時の水位は、独鈷沢の水位計で0.49m。
よほど無理をしなければ、安全に鮎釣りを楽しめる川です。
当日も、地元のご高齢の鮎師さんや渓流釣りの方にけっこう入られていました。
透明度の高い清らかな水と豊かな自然に魅了されます。
本日使用する竿は、6.2-7.2mのズーム搭載ロッド。
はじめ8mを伸ばしてみましたが、明らかに長かったのですぐ取り替えました。
朝一は反応が渋ったものの、10時くらいになると突然入れ掛かりに。
小ぶりだけど、とてもきれいな鮎です。
小型ながらも、追い星の鮮やかな真っ黄色の鮎が小気味いいアタリで連発。
軽快なアタリが続きます。
男鹿川を管轄している「おじか・きぬ漁協」の方にお話しを聞いたところ、今年は型がやや小さめとのこと。
渇水が長く続いていたのが原因なのではと、おっしゃっていました。
とはいえ、放流アユの歩留まりがよかったとのことで、たしかに鮎はたくさんいましたよ。
お昼休憩をのんびりとって、午後からは上流へ。
川幅が狭くて頭上には木々が覆いかぶさっており、とても竿を出しにくいポイントです。
いかにも竿抜けになりそうな雰囲気のポイントにオトリを送り込んでみると・・・
下流よりもひと回り大きな鮎が連発です。
すべて背がかりで、みんなマッキッキ。
アタリも強烈です。
竿を出しにくいポイントには、まだまだ良型が残っているようですね。
まだまだ釣れそうでしたが、十分満足したので納竿しました。
鮎釣りでは初の男鹿川でしたが、十分に楽しめました。
小ぶりな鮎たちがもうひと回り成長すれば、さらに面白くなるのではないでしょうか。
竿抜けにうまくオトリを送り込むと、瞬殺で良型鮎が掛かってきます。
なにより、大自然の中できれいな水に癒されながら楽しむ鮎釣りは格別ですね。
持ち帰った鮎は、さっそく塩焼きに。
水質のよい石に付いた良質なコケを食んでいる鮎ならではの美味しさを味わえるのも、男鹿川の魅力です。
近くには川治温泉や鬼怒川温泉といった有名な温泉地もあるので、温泉宿にでも泊まりながら鮎釣りを満喫できたら最高ですね。
まだ男鹿川を訪れたことがないなら、ぜひ一度足を運んでみてください。
- 名称:おじか・きぬ漁業協同組合
- 住所:〒321-2613 栃木県日光市藤原1103-6
- TEL 090-2318-9098 小野田(17:00-20:00)
- URL:http://ojikakinu.web.fc2.com/
- 鮎釣り入漁料:日釣り券3,000円・年券10,000円
- 鮎釣り入漁期間:7月6日~10月31日
- 竿:がまかつ マルチフレックス100伸徹Ⅲ
- 天上糸:エステル0.6号
- 水中糸:アーマードFH鮎0.06号、フロロカーボンライン0.2号
- 下つけ糸:フロロカーボンライン0.4号
- ハナカン回り糸:フロロカーボンライン0.6号
- ハナカン:ワンタッチハナカン6号
- サカサ針:ダイワ快適皮打サカサメガネタイプ2号
- 針:がまかつ全6.5号3本イカリ・4本イカリ、がまかつMシステム7.0号3本イカリ
男鹿川からの帰り道、地元で有名な「坂文精肉店」に立ち寄りました。
なんでも、テレビ番組などメディアに何度も紹介されているとのことで、一度行ってみたかったお店です。
おすすめの「キャベツメンチ」を家族分購入し、いただきました。
具材がゴロゴロと入っており、食べ応えがあって美味しいメンチカツでしたよ。