解禁から好調な栃木県「粕尾川」で鮎釣り!
2022年7月上旬、栃木県の「粕尾川(かすおがわ)」へ行ってきました。
近隣の大芦川よりは知名度がやや低いものの、水がきれいで美味しい鮎が釣れるとの評判の河川。
超渇水ながら楽しめたので、そのときの様子をお送りします。
当記事の内容は、釣行当日の情報です。直近の情報については、漁協・オトリ屋・最寄りの釣り具店などにお問い合わせください。
渇水の粕尾川へ
関東では観測史上はじめて6月に梅雨明けが発表され(9月に見直される可能性がある)、その後もまとまった雨もなし。
期待された台風による降雨もなく、栃木県の鮎釣り河川はどこも超渇水状態です。
どこへ行こうかと考えた結果、解禁から好調に釣れていると評判の栃木県鹿沼市の粕尾川へ。
「粕尾川」の川名は、思川上流の柏尾川漁協管内での呼び名であり、地図上には「思川」と表記されています。
上流域ならではの清らかな流れが魅力。
ポイントによっては大石がゴロゴロしており、渓流相の雰囲気で鮎釣りを楽しめます。
下柏尾地区に入川
実は、20年ぶりくらいの柏尾川。
前回は上流部に入ったので、新規開拓でエリア下流域の下粕尾地区に入りました。
入川場所がよくわからなくウロウロしていると、駐車しやすいスペースを発見。
ここでやることにします。
駐車スペース目の前の流れは、このあたりでもっと水量が多くよさそうなのですが、相当叩かれているだろうと思い少し下流へ。
午前8時半スタート。
緩い流れを上飛ばしで、すぐ1匹目が掛かります。
少し小ぶりですが、黄色くコンディションのよい鮎でほっとしました。
本日の竿は、川幅の狭い川なので短竿をチョイス。
がまかつの伸徹3です。
7.2-6.2mの1mズームで、頭上に木々の多い小河川ではほんと重宝しますよ。
ただ短いぶんタメが効きにくく、鮎が大きくなると伸されやすいかも。
大鮎狙いでは、高切れに注意しましょう。
鮎の魚影は濃く、その後もポツポツ掛かります。
全体的に前回の大芦川よりは型がいいものの、やや小さめですね。
でも、すごくきれいな鮎でした。
野鮎が追ってくる様子や、掛かってギラっと光る瞬間がたまりません。
水がきれいな川の醍醐味ですね。
ただ、超渇水の影響か、群れています。
砂利のうえに出ている岩盤に群れて、しきりに食んでいました。
オトリを入れると逃げるような群れではなく、馴染めばすぐに掛かります。
それをオトリにして流れに放てば、一目散に群れに戻っていきましたよ。
それにしても今回の粕尾川、とにかく渇水がひどく浅い……。
上下だいぶ歩きましたが、浅すぎて正直やりたい場所が少なく、早めに終了。
とはいえ、ちょっとした入れ掛かりもあり、楽しい釣行でした!
粕尾川釣行データ
入川エリア
当日のタックル
ロッド
- がまかつ マルチフレックス100 伸徹3 7.2
天上糸
- バリバス エクセラ鮎 天上糸(エステル)0.6号
水中糸
- バリバス スーパーメタルゴールド 0.06号
つけ糸
- サンライン つけ糸 フロロ 0.4号
中ハリス
- サンライン ハナカンハリス フロロ 0.8号
ハナカン
- がまかつ 楽勝ハナカン 6.0号
サカサ針
- ダイワ 快適皮打サカサ メガネタイプ 2号
ハリ
- 4本イカリ:オーナー 楔 6.0号
- ヤナギ:がまかつ 要パワーチラシ8.0号
当日の水位
増水後にまた訪れたい柏尾川
粕尾川は全体的に川幅は狭いものの、下流域から上流域まで釣り場が続いています。
ただ、いかんせん今回は水が少なすぎて残念。
小さいながらも数100匹の群れがあちらこちらに見られたので、増水後は期待できるのではないでしょうか?
東北自動車道「栃木IC」を降りてから一本道と、首都圏からのアクセスも良好です。
機会があれば、ぜひ一度訪れてみてください。