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鮎竿のやってはいけない9つの行為!破損させない使い方を解説

KOU
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「アッ!」と思った瞬間、絶望の底に突き落とされます。
そう、愛用の鮎竿を折ってしまったときです。

愛竿を折った苦い経験をした方もい多いのではないでしょうか。
高価な鮎竿はパーツも高く、折れてしまったときの損害は甚大です。

鮎竿はとても薄いカーボンで作られており、9mで200g程度と驚異的な軽さゆえ、慎重に慎重を重ねて扱わなければなりません。

そこで今回は、愛竿を末永くトラブルレスで使用するための「鮎竿のやってはいけない」行為を解説します。

気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

鮎竿のやってはいけない9の行為

鮎竿は高価なうえとても繊細であり、取扱いには十分に注意しなければなりません。
大切な愛竿を末永く使うべく、やってはいけない行為は以下の9つです。

鮎竿のやってはいけない9の行為

  1. 石の上に置かない
  2. 草の上に置かない
  3. 車に立てかけない
  4. 橋にぶつけないよう注意
  5. タモと一緒に握りこまない
  6. 移動の際は竿袋に入れる
  7. 激しくあおらない
  8. 天上糸の着脱時に気を付ける
  9. 車のロッドホルダーにかけない

では、それぞれ解説していきます。

石の上に置かない

仕掛けを直したり休憩をしたりする際に石の上に竿を置いていませんか?
繊細な鮎竿を扱ううえで、もっともやってはいけない行為です。

デリケートな鮎竿は、目に見えないような小さな傷でもカーボン繊維にダメージを与え、いずれ破断につながってしまいます。

休憩の際は、面倒でも一度竿を仕舞いましょう。

また、夏場の石はとても高温になり、石の上に置きっぱなしにすると塗装面にダメージを与えることもあるため、要注意です。

大昔と異なり、さずがに延ばしたままの竿を石の上に置いて休憩する釣り人は減りましたが、なにより歩行の邪魔にもなるので注意してください。

草の上に置かない

「石の上がダメでも、草の上なら大丈夫」と思うかもしれません。
なるべく、草の上もやめておきましょう。

草の表目には、案外砂ぼこりが溜まっている場合があり、継ぎ目から竿内に入り込む可能性があるのです。

また、強い風に吹かれて転がり落ちたりすると、大きなダメージを受けてしまう恐れもあるため、たかが草と侮らず気を付けましょう。

車に立てかけない

車に竿を立てかけたりしてはいないでしょうか?
いつ風に吹かれて地面に落ちないとも限らないので、やめておきましょう。

とくに、サイドミラーに立てかけるのはとても危険。
急な突風によって、竿をかけている部分に強力な負荷がかかって破損する恐れがあります。

また、ドアロックに連動してサイドミラーが閉じるタイプの場合、立てかけているのを忘れてロックしてしまうと大変です。

さらに、真夏は車の表面も相当に熱くなって鉄板の上と同じような状態になるため、塗装面に大きなダメージを与えます。

どんな状況であろうとも、車に竿を接触させたままにしておくのは危険です。

橋にぶつけないよう注意

橋周りは竿抜けにもなりやすいので、ついつい無理しがちです。

鮎竿は長いため、橋下や橋げたに当ててしまう恐れがあるため気を付けましょう。

ちょっとした傷を負うだけで、繊細な鮎竿はあっけなく破損します。
橋周りで竿を出す際は、ぶつけないよう慎重に行動するように心がけるのが重要です。

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タモと一緒に握りこまない

鮎が掛かった際、タモを腰から抜いてかまえるときにも注意が必要です。

タモと一緒に握ることで竿に圧力をかけ、カーボンをつぶしてしまう恐れがあります。

タモを竿と一緒には握る際は、なるべく竿にタモが触れないようにかまえましょう。

また、竿を仕舞う際に仕掛け巻きを持ちながら巻いたり、指輪をしている指に当てながら仕舞ったりするのも危険です。

とにかく、固いものと一緒に竿を握らないように注意しましょう。

移動の際は竿袋に入れる

川へ降りる際やポイントを移動するときには、竿袋に入れて移動しましょう。

移動中にコケて手を地面についた際に竿を傷つけたり、固いものにぶつけてしまったりする恐れがあります。

竿袋に入れているだけでも些細なトラブルを防げるので、なるべく竿袋に入れておく習慣をつけておきましょう。

ベストのポケットにコンパクトに収納できる薄型ロッドカバーです。
伸縮性があり、仕舞寸法約145cmまでの鮎竿に対応します。

薄手なのでベストのポケット内でもかさばりません。

軽量コンパクトなニット素材を採用した鮎用ロッドカバー。
ロッドケースから取り出しやすいタブ付です。

激しくあおらない

根掛かりした際に、激しく竿をあおらないように注意しましょう。
鮎竿は瞬間的な強い負荷をかけることにより、破損してしまう恐れがあります。

本来、根掛かりした場合に激しくあおるのは間違った方法です。
じわ~っと、ゆっくり曲げこむようにしたほうが根掛かりは外れます。

天上糸の着脱時に気を付ける

天上糸を穂先につけたり外したりする際には十分注意しましょう。
どんな場合でも、繊細な穂先は強くつまんではいけません。

とくに、カバーのあるタイプを操作する際には、穂先を強くつままないようにしてください。
一点に力が集中することにより、簡単に折れる場合があるため要注意です。

ダイワでは、直接結ぶシンプルタイプへの交換を受け付けていますので、取り扱いに自信がない場合は交換するのも方法のひとつです。

SPORT LIFE PLANETS:http://sportlifeplanets.com/afterservice/parts/metakaraman_ayu/

車のロッドホルダーにかけない

車内の天井部に設置するロッドホルダーに、鮎竿を掛けて移動するのはおすすめできません。

鮎竿は振り出し竿なので、加速時や減速時に水平方向へ移動して、玉口や節にダメージを与えてしまうのです。

本来、車用ロッドホルダーはバスロッドなどのワンピースロッドをかけるものであり、振り出し式の鮎竿にはもともと適していません。

どうしてもロッドホルダーにかけたい場合は、スポンジなどを詰めて中で節が動かないようにするしかないでしょう。

鮎竿が折れてしまったときは?

もし、不幸にも釣りの最中に竿が折れてしまった場合も注意が必要です。

折ってしまった気恥ずかしさもあり、急いで竿を仕舞う人がいますが、やめておきましょう。

破断した細かいカーボン繊維やささくれた部分によって、竿の内部を傷つけていまいます。

慌てて仕舞うことで余計な傷を増やしてしまい、問題のない番手も折れやすい状態になり、さらに損害が大きくなってしまいます。

折れた下部分はつないだたままにして、釣具店などに持ち込んでみてもらうのが賢明です。

鮎竿を大切に扱って末永く愛用しよう

薄いカーボンでつくられている鮎竿はとてもデリケートなもの。
とても高価ですし、正しく使って末永く愛用したいですね。

とくに、何度も折った経験のある方は、ぜひ一度竿の扱い方を確認しておきましょう。

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