鮎の釣り方

とにかく竿抜けを釣れ!鮎釣り激戦区で数を釣る3つのコツ

 

関東などの釣り人がどっと押し寄せる河川では、なかなか鮎釣り初心者が釣果を上げるのは難しいですね。

1日竿を出して、1匹、2匹、はたまたゼロとか……。
これでは、つまらなくてすぐヤメてしまう初心者がいても、無理もないかもしれません。

釣り人が常にいる激戦区では、当たり前の場所で釣っていてもダメなのです。
ツ抜け(1日の総釣果が10匹を超えること)するコツを解説していきます。

どうしたらツ抜けできるのか

関東の激戦区、相模川・酒匂川・鬼怒川・秋川・那珂川などの人気河川は朝のんびり出かけていけば、すでに川は人・人・人です。

竿を出しやすく、魚も多くいそうな1級ポイントには当然入れません。みんながお昼にする頃を見計らって釣ろうかと思えば、竿にオトリをつないだまま場所を確保して休憩するような人も。

そんなときはどうしたらよいでしょうか?

車止めから歩いてポイントを探そう

真夏の炎天下でおこなう鮎の友釣り。
高齢になればなるほど、自分の車を置いた場所から遠くへ行きたがりません。
また、グループで来ている団体さんが、横並びでポイントを独占している場合もあります。

大概の場合、多くの車を置ける場所の目の前はそのエリアの一等地。
放流場所であることもあり、魚影が濃いだけ人も多いです。

中には「お地蔵さん」と称される、1日中同じ場所から動かない人たちも。
リュックやイスをポイントに持ち込んで、まったく移動しないで1日釣りをするのです。

釣果を上げたい、楽しい釣りをしたいならば、そんな場所になんとか入ろうとするのではなく、歩いて自らポイントを探しましょう。

人が多くて動けないような場所で悶々と1日釣りをするより、動き放題釣り放題の場所を探して竿を出したほうが楽しく、釣果も上がるものなのです。

竿抜けを探そう

多くの釣り人はトラブルを嫌い、いかにも竿を出しやすい、取り込みのしやすい場所に自然と集中します。

人より多く釣るには、人が竿を出したがらないポイントを攻めるのが効果的です。

たとえば……

  • 頭上に木が覆いかぶさった場所
  • 草が茂っている岸際
  • 障害物が沈んでいて根掛かりしそうな場所
  • オトリの入りにくい激流
  • 釣り人が歩いている超浅場
  • 橋に竿が当たってしまう場所

こんな場所は、いわゆる「竿抜け」と呼ばれ、釣られていない野鮎が十分残っている可能性が高いのですね。

竿抜けポイントは大会の予選などでも有効。
人がやりたがらないポイントにあえて入り、軽々と予選突破する人もいるのです。

夕マズメを狙う

出典:photo-AC

日中、入れる場所がないほど混雑していたポイントも、午後4時を過ぎた頃から静かになります。早い人で3時くらい、4時になると多くの釣り人が帰り支度を始めます。

川が静かになると、鮎も警戒心が薄れて活発になります。
先程まで釣り人が立ち込んでいたような膝下のポイントで、鮎たちが追い合いしてギラギラしていることもあり、散々釣り人が攻めたであろう場所でも意外と釣れます。

人それぞれ釣り方は異なりますし、上手い人が釣り場を占領していたとも限らないので、釣り残しがタップリ、ということもあり得るのです。

日中に味わえなかった「入れ掛かり」を堪能できるかもしれません。

ランガンスタイルで釣る

ポイントを絞り、どんどん移動しながら釣ってみましょう。
たとえば、竿を出す人が少ない激流だけを狙って釣り歩くとか。

車でどんどん移動するのも有効です。
知っているポイントを川の上から下まで釣りながら移動を繰り返します。

いちいち鮎タイツを脱いだりしません。距離によってはタビも脱ぎません。
そのまま車に乗り込めるよう、シートカバーを掛けたりなど工夫をこらすとよいでしょう。

ランガンスタイルをやる場合のオススメは、激流を狙うこと。
激流にいる野鮎は、いれば掛かります。

ちょっとやって掛からなければ、もうすでに誰かが竿を出してると判断して、即車で次のポイントへ向けて移動です。

1日終えてみれば、かなりの鮎でオトリ缶がいっぱいになっているかもしれませんよ。

人の行く裏に道あり

関東の激戦区など、とくに土・日曜日に釣果を揃えるのは初心者には大変です。
とにかく、人が少ない場所、やりたがらないポイントで竿を出すことで釣果が伸びるはずです。

ぜひ、「当たり前の場所で竿を出さない」ことを意識して鮎釣りを楽しんでみましょう。