大鮎・激流対応として知られているダイワ「硬派シリーズ」が「硬派 大鮎」として2021年リニューアルされました。
”剛で捻じ伏せ、粘りで獲る”、激流から大鮎をブチ抜くパワーを備えた鮎竿です。
さまざまなシチュエーションに対応すべく、3タイプをラインナップしています。
では、詳しく見ていきましょう。
ダイワ「硬派 大鮎」
ダイワの硬派シリーズといえば、大鮎・激流用の剛竿として知られています。
これまでの硬派シリーズは瀬釣り専門のマニアックなイメージで、誰もが手軽に使用できるとは言い難いものがありました。
そこで2021年、シリーズを一新して「硬派 大鮎」としてリニューアル。
ダイワ曰く、“誰もが楽に大鮎、尺鮎を獲れる竿”として生まれ変わっています。
リニューアル最大の特徴が「メガトルク 大鮎」のエッセンスを取り入れている点。
竿全体で曲がり込む粘りとタメ性能を実現しており、新たな激流用の剛竿として進化しています。
では、さらに深掘りして新「硬派」を見ていきましょう。
(2023/06/03 15:57:42時点 Amazon調べ-詳細)
大鮎対応ロッドを探しているなら、下記の記事もぜひチェックしてみてください。
剛と粘りを兼ね備えた胴調子を実現
今回のリニューアルでは、メガトルクのエッセンスを加えられています。
大鮎対応モデルとして人気の「MT 大鮎」をベースに、元竿と元上の硬さをアップさせたイメージとのこと。
粘りのある胴でタメ性能に優れており、激流で大鮎を掛けても一歩も下がらず、その場でブチ抜けるハイパワーを実現しています。
激流の立ち込みでは「大鮎が掛かっても一歩も下がれない」、というシチュエーションもあると思います。
胴の粘りと頑強なパワーを兼ね備えた「硬派 大鮎」は、激流での大鮎とのファイトでアドバンテージを得られる1本なのです。
シチュエーションで選べる3タイプをラインナップ
「硬派 大鮎」は3タイプをラインナップしており、シチュエーションに合わせて選べます。
硬派 大鮎90・N
鮎竿でスタンダードな長さ9mのモデルです。
激流対応の剛竿ながら、重さ292gの軽量化を実現しています。
硬派 大鮎100・N
大河川や大場所など、9mでは届かないポイントを狙える10mモデルです。
いまだ誰もオトリを送り込んでいないであろう、サラ場を狙えます。
硬派 大鮎85・N
近年、鮎竿全般で人気の8.5mモデルです。
1日楽に持てる大鮎対応ロッドで、女性や高齢者の鮎師でも使いこなしやすいのがポイント。
風切り性能にも優れており、九頭竜川や神通川など強風の吹き荒れるパターンが多い河川での立ち込み用として活躍します。
太糸対応の「直結メタカラマン」を搭載
回転式の穂先パーツ「直結メタカラマン」を鮎竿ではじめて標準搭載しています。
太いライン対応で強度と耐久性に優れており、大鮎・激流釣りでも安心です。
「アンサンドフィニッシュ」仕様で持ち重りを軽減
硬派 大鮎のバット前~♯4番までの中節に「アンサンドフィニッシュ」を採用しています。
中節に研磨と塗装を施さない仕様で、持ち重りや感度の減少を軽減。
ロッドレスポンスの低下を防ぐと同時に、操作性や感度の大幅な向上を実現しています。
硬派を監修したフィールドテスター森岡達也さんのインプレッション
新しい硬派は「曲げて獲る竿」。でも一般的な意味での胴調子ではなくて、曲がりとしてはTとMTの中間くらいのイメージ。全体で曲がるけど先に力があるから大鮎が楽に抜けるね。90は軽く仕上がったし、100もそう。85は力がなくても尺が獲れる竿。女性の宮田亜夢さんは紀ノ川で28.5cmを楽に仕留めた。1尾ずつていねいに釣るなら「メガトルク大鮎」だけど、27、28cmが普通に出て、水量があるなら「硬派 大鮎」がお勧めです。
引用:DAIWA
「硬派 大鮎」概要
右にスクロールしてご覧ください。
品名 | 全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 先径[替穂]/元径 | 錘負荷/替穂 | 適合水中糸 | メーカー 希望本体 価格 |
|
メタルライン | ナイロンライン | ||||||||
85・N | 8.5m | 8本 | 144cm | 270g | 2.2/25.6mm | 0~15号 | 0.1~0.4号 | 0.3~2.0号 | 175,000円 |
90・N | 9.0m | 8本 | 144cm | 292g | 2.2/26.5mm | 0~15号 | 0.1~0.4号 | 0.3~2.0号 | 185,000円 |
100・N | 10.0m | 9本 | 144cm | 360g | 2.2/28.9mm | 0~15号 | 0.1~0.4号 | 0.3~2.0号 | 205,000円 |
その他の機能・仕様
- アンサンドフィニッシュ(♯4~元上)
- 銘板付下栓
- 元竿口金処理
- 直結メタカラマン
- ニット竿袋
- 本穂先はカーボンチューブラー
- 専用設計の別売り替穂先を設定あり SMT(スーパーメタルトップ)
(2023/06/03 15:57:42時点 Amazon調べ-詳細)
大鮎との勝負に「硬派 大鮎」
激流で大鮎を引き抜くパワーを誇る「硬派 大鮎」。
どうしても早瀬クラスでは太刀打ちできない状況があります。
激流での大鮎との勝負に、いつでも臨める準備をしておいてはいかがでしょうか?
鮎竿の人気・売れ筋ランキング
鮎竿を探しているなら、各ショッピングサイトの人気・売れ筋ランキングもぜひチェックしてみてください。今どんな鮎竿が売れているのか参考になります。
鮎竿のオススメ関連記事
クリック【2023年】入門向け鮎竿オススメ10選!軽い・安いランキング▶
クリック「短竿」のオススメ!短いメリットと長さの選び方を解説▶
クリック【2023年】「大鮎・尺鮎の竿」オススメ21選!選び方4つのポイント▶
クリック【2023年】「ダイワ鮎竿」全シリーズ徹底解説!選び方4つのポイント▶
クリック【2023年】シマノ「鮎竿」全シリーズを徹底解説!選び方4つのポイント▶
クリック「がまかつ鮎竿」の魅力とは?全シリーズを徹底解説!▶
クリック「シモツケの鮎竿」全シリーズ!コスパのよい1本を見つけよう▶
クリック「8mの鮎竿」価格帯別オススメ9選!メリット・デメリットを解説▶