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初心者は覚えておこう!鮎の友釣りで大切な6つのマナー

KOU
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どんなジャンルの釣りにも特有のマナーがありますが、鮎の友釣りも例外ではありません。

とくに初心者においては、マナーがわからず釣り場でベテラン鮎師に注意されてしまうことも。

せっかくの楽しい鮎釣りで嫌な思いをしないよう、一度しっかりと鮎釣りならではのマナーを確認しておきましょう。

鮎の友釣りで大切な6つのマナー

鮎の友釣りには、特有のマナーがあります。

「ゴミを捨てる」「遊漁券を買わない」などはマナーというより常識であり、釣り全般に言えることなので今回は触れません。

鮎釣りをはじめたばかり、またこれからはじめるのであれば、以下の6つのマナーを覚えておきましょう。

鮎の友釣りで大切な6つのマナー

  1. 竿1本分の間隔を空ける
  2. 人のすぐ下には入らない
  3. 狭い川で対岸の真正面に立たない
  4. 場所取りをしない
  5. 近くに入る場合は挨拶をしよう
  6. 他川で釣った鮎を持ち込まない

では、それぞれ説明していきます。

竿1本分の間隔を空ける

鮎竿のスタンダードな長さである9m程度、となりの釣り人との間隔を空けましょう。

最低でも竿1本分の間隔を空けないと、竿同士がぶつかる可能性があります。

鮎竿は高価であり、ぶつけられた方はとても気分が悪いもの。

また、繊細なカーボン繊維でつくられており、ちょっとした傷が致命傷になることもあるので要注意です。

また、すぐ下に釣り人がいると、野鮎が掛かったときにやりとりの邪魔にもなります。

トラブルを防ぐ意味でも、上下の釣り人との間隔はなるべく大きく空けたいものです。

混雑状況によっては難しいですが、できれば2本ほどの距離をとればトラブルなく楽しめます。

人のすぐ下には入らない

必ずではないものの、鮎釣りは釣りながら川を下る「釣り下がる」ケースが多いです。

なので、先に入っている釣り人が少しずつ下がりながら釣っているところに、無理やり入るのはマナーに反します。

もし、仕方なく下に入れてもらう場合は挨拶をし、なるべく距離を取りましょう。

なかには、割り込みされたと激高する方もいるため注意してください。

狭い川で対岸の真正面に立たない

先に釣り人がいる対岸の真正面に立つ人のはマナー違反です。

よほど大きい川なら問題ありませんが、最悪の場合、お互いの仕掛けが絡まってしまうこともあるので控えましょう。

また、対岸の知らない人と顔を合わせて釣りをするのはあまり気分のいいものではありませんし、魚にも大きなプレッシャーを与えます。

誰も釣っていない、入れがかりポイントを探すのも鮎釣りの醍醐味のひとつです。

自分は気にならずとも、なかには気分を害する人がいることも知って行動しましょう。

場所取りをしない

ここでいう場所取りとは、解禁日にイスを置いたり棒を立てたりすることではありません。

解禁日のマナーの悪さも、頻繁に話題になりますが。

休憩中にオトリをつないだまま竿を川へ向けて立てておく行為や、ヒキフネを置いた場所を自分のポイントだと主張するような場所取りはやめましょう。

いずれも「休憩中に場所を取られたくない」ための行為であり、混雑している釣り場ではとても迷惑です。

なかには、ヒキフネを10数メートルごとに2~3個置いて自分の場所を主張する人も。

マナー違反を通りこして常識を疑われる行為ですので、マネしないでください。

周りの迷惑になる場所取りなどせず、竿抜けを探して「足で釣る」ほうが結果的には釣果が伸びるものです。

近くに入る場合は挨拶をしよう

釣っている人の後を通って上下に入るのであれば、先行者に「入りますね」など一言挨拶をしましょう。

挨拶をかわすだけでも、気分よく釣りが楽しめるものです。

なかには、挨拶されないと怒る人もいるので注意してください。

また、対岸へ渡る「川切り」をする際も一声かけるのがマナーです。

川切りの際は、先行者のポイントを荒らさないようになるべく離れたい位置から渡りましょう。

他川で釣った鮎を持ち込まない

だいぶ以前より、鮎釣り業界の大きな懸念のひとつになっているのが「冷水病の蔓延」です。

冷水病に感染しても生き残る鮎はいますが、最悪のケースでは川の鮎は全滅する場合もあります。

冷水病に感染した鮎を冷水病の発生していない川へ持ち込むと、冷水病菌をばらまくことに。

「オトリならいいのでは」という人もいますが、これもNGです。

釣った鮎とオトリを同じ水で飼っているオトリ屋さんもありますし、川から水を引いている場合もあります。

なので、オトリを購入する際も、釣りをする川の近くにあるオトリ屋さんで買いましょう。

さらに、川へ入る際は鮎タビヒキフネタイツを消毒しておくと万全です。

追いがよく釣りやすいものの、冷水病に弱い「湖産鮎」を放流しにくくなったことで、昔と比べて鮎は釣れなくなったとも言われます。

冷水病の撲滅は現状難しいようですが、釣り人一人ひとりの意識で少しでも発生を防ぎましょう。

マナーを意識して気分よく鮎釣りを楽しもう!

鮎釣りのマナーを多くの釣り人は知っているはずなのですが、釣り場ではトラブルになる場合があります。

鮎釣りをはじめたばかりの初心者がトラブルに巻き込まれて挫折してしまったら、とても残念ですね。

釣り人一人ひとりがマナーを守って、気分よく鮎釣りを楽しみましょう。

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