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『鮎マスターズ33』発売中!上田弘幸「55問55答」でレベルアップ

KOU
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2019年に開催されたダイワの鮎釣りトーナメント「鮎マスターズ」を振り返ってまとめている『鮎マスターズ33』が発売中です。

毎年、鮎マスターズ優勝者にフォーカスを当てており、今年は史上2人目となる3回目の優勝を成し遂げた上田弘幸氏の「強制ボルダリング引き」について詳しく解説されています。

天才の超感覚をひも解く「55問55答」は、釣果が伸び悩んでいる鮎師必見ですよ。

つり人社『鮎マスターズ33』

つり人社『鮎マスターズ33』

出典:Amazon

毎年開催されるダイワの鮎トーナメント最高峰「鮎マスターズ」の模様や出場者にフォーカスした雑誌が、つり人社から発刊されている『鮎マスターズ』です。

とくに参考になるのが、優勝者や準優勝の釣法を解説しているページです。

ありきたりな釣り方を解説するのではなく、名人ならではの釣り方や考え方などをマニアックに解説しています。

今年の33冊目で詳しく取り上げられているのが、史上2人目となる3回目の優勝を成し遂げた上田弘幸氏。

上田氏独特の釣法「強制ボルダリング引き」について、詳しく解説されています。

「強制ボルダリング引き」とは

つり人社『鮎マスターズ33』

出典:Amazon

通常の引き釣りでは「糸が張るか張らないかのゼロテンションを維持しなが引く」が常識。

竿を曲げるほど引くとオトリに負担をかけてしまうため、引きすぎには注意するようにと言われます。

「強制ボルダリング引き」は、「オトリがイヤイヤしても無理やりグリグリと引きまくる」のが特徴。

橋上から見るとオトリが浮いてるような状態なのに「野鮎がすっ飛んでくる」とも。

セオリーとは真逆の方法で圧倒的な釣果をあげる上田氏は、まさに「天才」といっても過言でないでしょう。

肝はソリッド穂先

無理やりグリグリ引いても野鮎がかかる仕組みは、ソリッド穂先の使用にあります。

ソリッド穂先は柔軟に曲がるのが特徴で、グイッと曲げてもオトリの鼻先に負担をかけません。

「強制ボルダリング引き」では、思い切り曲げて水面スレスレまで竿を寝かせてオトリを引き上げるのが特徴。

穂先の硬いチューブラー穂先で同様の操作を行えば、オトリを早く弱めてしまうでしょう。

チューブラー派は「ソリッドではゼロの位置がわかりにく」と、ソリッド穂先を敬遠します。

ソリッド穂先は曲げることで容易にゼロテンション状態を作りやすく、そもそもチューブラー穂先とは使い勝手が異なるわけです。

グリグリ引いても掛かる肝は「ソリッド穂先とベタ竿」であり、背バリやオモリを使用せずともオトリを沈ませられます。

大石でもお構いなしに引き上げる

「ベダ竿でグリグリ引きまくる」と聞くと、小石底のフラットな河川で有効な釣法のように思えます。

しかしながら、2019年の決勝の舞台は、大石がゴロゴロしている岐阜県長良川。

ベダ竿ではラインが大石に擦れてしまうため、釣りにくいとされるポイントが多い川です。

上田氏はそんな長良川でも、背バリやオモリを装着せずにベタ竿でグリグリとオトリを引き上げて優勝しています。

それを可能にしているのが単線メタルライン。

上田氏はダイワの「ハイパーMステージ」を使用していますが、単線メタルは石ズレに強いラインです。

複合メタルラインでは石ズレが気になるようなポイントでも、単線メタルは躊躇なくベダ竿で引きまくることを可能にします。

また、単線メタルは水切れがよく感度も優れているなど、引き釣りに最適なライン。

キンクすると切れやすいため敬遠する釣り人もおりますが、デメリットを差し引いても余りある優れた高性能ラインです。

「55問55答」は必見!

つり人社『鮎マスターズ33』

出典:Amazon

『鮎マスターズ33』の一番の読みどころは、上田氏にさまざまな疑問をぶつけた「55問55答」でしょう。

たとえば……

  • ソリッド穂先が必要な理由
  • ハナカンはなぜ片編み付けなのか?
  • オモリや背バリを使用しない理由
  • 垂直引きとは?
  • 横出しの泳がせるスピードは?
  • 尾びれを振っていなくても掛かるのか?
  • オトリがイヤイヤしても引くのか?

などなど……

ソリッド穂先のメリットや横出しのやり方など、釣果アップにつなげられるヒントが満載ですよ。

上田氏のエッセンスを取り入れてみよう!

毎年発刊される「鮎マスターズ」ですが、内容によっては購入を迷ってしまう場合もあるのではないでしょうか?

しかしながら、今年は購入しても損はしない内容。

とくに、ベタ竿を引き釣りをマスターしたいなら、上田氏のエッセンスを取り入れてみてはいかがでしょうか?

また、準優勝した清原氏の攻撃的な泳がせ釣りの解説もとても参考になるので、泳がせ釣り派の方もぜひ読んでみてください。

鮎マスターズのバックナンバーはこちらからチェックできます。

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